140字SSまとめ

『よくもそんな恥ずかしい台詞を!』

 こないだのお返し、と渡されたのは赤い薔薇の花束。何本あるのか両手で抱えるのがやっとだ。彼は楽しそうに笑った。
「例え何度記憶が消えても、俺の恋人はお前だけだよ」
 更には愛してるよ、なんてわざわざ耳元で! 花に負けず劣らず顔が赤くなっているのを自覚しながら、どうにか口を開いた。




貴方はアルリアで『よくもそんな恥ずかしい台詞を』をお題にして140文字SSを書いてください。
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『さよならの森へ』協力ルート後のアルフレドとリアーネ
アルフレドのセリフは「俺の記憶が消えても恋をするのはお前だけ」という意味と、
「お前が俺を忘れてしまっても手放せないし、俺以外を恋人にするなんてきっと許してやれない」という意味があるのでとても重い(_病的な恋)


1/曰く、「料理上手には敵わない!」

「……ジャックに勝ちたいです」
「なんて?」
「アルフレドが一番頼りにするのはジャックですし、シャルロットの好きなひともジャックです! 正直ちょっと悔しいんです!」
「……あなたが刻んでるチョコレートは?」
「ショコラテリーヌを作ろうと思いまして。ジャックからのリクエストです」
「胃袋掴んでるあなたが最強じゃない?」

2/大切な恋人・大好きな親友

「wow, wow, 相棒っていいなぁ~」
「またその歌か、気に入ったのか?」
「マスコットな吟遊詩人だからね! ……それはそれとして、本気でちょっと羨ましい」
「えっ、なんだ急に」
「だってジャックの親友で相棒だよ!? しかもリアーネまで取った! あたしの親友なのに!」
「……でも、お前は幼い頃のリアーネを知ってるんだろ」
「ふふん、何せ幼馴染だからね! ……あぁもう、そんな顔しないでよ! リアーネが心配するよ?」

3/こうして回る〝ある日の二人〟

「……ステファノ」
「ん? なんだよ」
「するのはいいけど、あんな鳴かせるとうるさ……うわ、汚い」
「テメェが変なこと言うからだろ!? いつから気づいて……や、他の連中には」
「別に、言う必要ない……でも、隠したいのか。やましいのか」
「よーしわかった、今度高級クーベルチュール取り寄せてやる。リアーネに何か作ってもらえ」
「やったぁ」

140字じゃないんですがSS置き場としてゆるしてください……